2019年8月25日に視聴した仮面ライダージオウの最終話(第49話)「2019:アポカリプス」についての感想です。
※視聴前の方はご注意下さい。
はじめに
前回は、仮面ライダーツクヨミが登場し終わりました。
そして今回はそのツクヨミがいきなり裏切るところからはじまります。
49話の感想
終わりよければ全てよし!
仮面ライダーツクヨミ、オーマジオウ、各ライダーのラスボス(ダグバとかエボルトとか)とかCGつき戦闘てんこ盛りで面白かったです。
ぶっちゃけラスボスたちは呼び出したアナザーディケイドのスウォルツ以上の力ありそうな気がしましたが、オーマジオウの強さを演出する存在と化してしまいました。
エボルトなんか、つい最近、ブラックホールで別の惑星ぶっ壊したり、地球でとんでもないことやってたのに…。
と、ずっとライダー見てて思えるくらいのオーマジオウの強さに最後の最後でしびれてしまいました。
平成ライダーの歴代キャストがきちんと登場し、かつ、各作品の雰囲気も壊さないで、逆に興味をもたせる作りになっていたジオウは素晴らしかったです。
ジオウのストーリーも面白かったし、新規に見始める人にもわかりやすい作りでしたし、最後までできるだけ子供がショックを受けないように作っていることも感じられてよかったです。
クウガが始まった頃は私はちょうど20才だったのですが「平成ライダーも随分続いたなぁ…」とジオウが終わって込み上げてくるものがありました。
おっさんになって、こんな気分になったのは初めてかも…。
ジオウのキャストスタッフの皆さんに「素晴らしい作品を見せてくださってありがとうございました。」と一視聴者としてお礼を申し上げます。
あと、スピンオフの『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』超楽しみです。
この最終回のその後の物語、ぜったいチェックします。
登場人物への感想
常磐ソウゴ
最終話でついに、オーマジオウに変身しましたね。
グランドジオウよりオーマジオウのほうが見た目がカッコいいです。
あの黄金のベルトカッコよかったですね。
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ほしい人はチェックしておきましょう。
オーマジオウもカッコよかったですが、最後に力を捨てて、世界を巻き戻したのはソウゴらしくてよかったです。
ニートから学生に逆もどり…。
今度は卒業後は本当に王様になったりして?
明光院ゲイツ
あふれでてくる怪人たちを倒し、最後まで諦めないゲイツ。
ドラゴンボールのピッコロさんが孫悟飯の身代わりになってナッパのエネルギー波を受けるように、アナザーディケイドの攻撃を受け、死んでしまいました。
「え?ここで?」って思いましたが、グランドジオウからオーマジオウになるには、こういう「原因」が必要なんでしょう。
こういう場合、昔はヒロイン役が犠牲になることも多かったですが、今は親友枠が多いみたいです。
最後のセリフで、「ジオウ」ではなく「ソウゴ」といったのも意地っ張りだったゲイツが素直になった感じがしてよかったです。
さらに、改変後の世界で1話の柔道家の友達と入れ替わってましたね。
ソウゴくんの王室SPに内定していた彼はいったいどこへ…?
ツクヨミ
冒頭でいきなりソウゴたちを裏切り、スウォルツのスキをついて後ろからドシュッと一撃。
仮面ライダーツクヨミの能力もわからず、ただ変身しただけっぽいのは、惜しまれます。
しかし、スウォルツはよく彼女を信用したものです。
今までの経緯を考えれば、ソウゴたちを裏切るわけないのに…。
妹に対して、めちゃくちゃ甘々なお兄ちゃんですよね。
結果、2人は消滅、でもソウゴによってツクヨミだけ復活する、と。(ゲイツのスピンオフではスウォルツもいます)
めでたしめでたしですが、最後にソウゴの改変でツクヨミもきちんと復活し、姉御キャラになってゲイツを投げ飛ばしているのは笑ってしまいました。
ウォズ
ソウゴが世界の時間を戻しての、ラストの姿が印象的でしたね。
映画も含めて、ウォズは何度も世界のやり直しを体験しているのかも…。
そう思わせるようなラストでした。
あの後、ウォズはどうするんでしょう?
もう一回、ソウゴたちの前にあらわれてジオウの物語がはじまるのか、それとも…。
ウォズの表情も、余韻の残る終わり方もいろいろと想像できて素晴らしかったです。
ウール
なんか、唐突に最後に登場。
ソウゴに望まれたから生き返ったんでしょう。
今までずっと短パン姿だったから、Yシャツ長ズボンの姿に違和感が 笑
でも、まあ、ウールくんが蘇ってよかったです。
オーラ
ウールと同じく唐突に登場。
オーラはジオウの話でずいぶんとヘイト溜めてましたが、女子高生になって制服姿が可愛かったのでぜ~んぶチャラ。
ツクヨミと仲良く笑顔で走って登校する姿が印象的でした。
スウォルツ
アナザーディケイド自身はそれほど強くありませんでしたね。
周りのでてきた各ライダーのラスボスたちのほうがヤバいやつでした。
ダグバとかエボルトとか単独で世界ぶっ壊せるじゃないですか…。
それがオーマジオウに一発で倒されていく、ソードマスターヤマト的な感じで残念でした。
しかも、スウォルツはオーマジオウになったソウゴを恐れて逃げようとし、倒される残念キャラに。
ラストまで小物感あふれてて、なんか好きになってしまいました。
ちなみにソウゴが新しく改変した世界でスウォルツっていないっぽいです。
と思ったら、ゲイツのスピンオフ『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』で教師?っぽくなってます。
予告だけだとコミカルですが、また悪巧みしそうw
常磐順一郎
最後の最後まで、善人で、かつ、物語の最重要人物でしたとさ。
さらっと流されたけど、ウォッチを全部修理しちゃっているし。
終わってみれば、ライダーのおやっさん枠では超有能な人物でしたね。
精神面でも、物質面でも、主人公勢をフォローする縁の下の力持ちでした。
門矢士
最後にカメラで世界の改変を撮っているところ、カッコよかったですね。
アナザーディケイドは倒されたし、力も元に戻ったでしょうから、また、どこかの世界に移動していくんでしょう。
ディケイドがまたみることができてよかったです。
海東大樹
このジオウの物語で1番得した人。
タイムジャッカーの能力を手に入れたり、白ウォズのタブレットも手に入れてます。
門矢士以上に、美味しいところだけもっていった感がありますね。
オーマジオウ
最後のソウゴとの会話でも大物感たっぷりでした。
「若き日の私」の成長ぶりを喜ぶ感じの消え去り方でしたね。
オーマジオウ的には、この消滅の仕方が1番嬉しかったのかも。
最後に
YouTubeの「東映特撮YouTube Official」でジオウの1話とか見ると、最終話との違いがすごくありますね。
役者さんたちの演技力が格段にあがっているのがわかるし、色々と気がつく部分もあって面白いです。
そちらもチェックしてみてください。
以上、仮面ライダージオウの最終話の感想でした!