2019年1月27日に視聴した仮面ライダージオウの第20話・EP20「ファイナルアンサー?2040」についての感想です。
※視聴前の方はご注意下さい。
はじめに
前回は、仮面ライダークイズという帽子かぶった強いお兄さんの登場回でした。
ゲイツとラストにバトル開始で終わりましたが、内面ではまだ倒すのをためらっているゲイツ。
今回はそのゲイツの活躍が光る回です。
後、前回に続いてスピンオフの告知がありましたので一応書いておきます。
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私はauビデオパスに入会しているので、このスピンオフは視聴します。
懐かしの龍騎を久々に見ることができるとは…、感無量です。
ソウゴやゲイツも登場してミラーワールドでどんな活躍をするのか…。
今から楽しみです。
20話の要約
ゲイツと仮面ライダーとの戦闘はソウゴが機転を利かせ、黒ウォズの力で回避される。
アナザーライダーが暴れはじめ、それを止めようとソウゴと堂安主水は動くが、途中でゲイツに阻まれ、主水だけアナザーライダーの元へ。
白ウォズのノートで廃屋でアナザーライダーと仮面ライダークイズは戦いだし、そこにゲイツ、続いてソウゴも現れる。
白ウォズすら騙し、クイズと協力してアナザーライダーを倒そうとするゲイツの考えを読みソウゴは白ウォズと戦うが敗北してしまう。
アナザーライダーを変身解除に追い込み父親と会話をする主水だったが、オーラが再びライドウオッチを埋め込んでしまい復活。
ゲイツと主水が対処しようとすると白ウォズが現れ主水からクイズウォッチを取得し、仮面ライダーウォズフューチャリングクイズに変身しアナザーライダーを倒す。
その後、白ウォズにシノビ、クイズのウォッチを渡されたゲイツはゲイツリバイブの幻想を見て呆然とどこかへいってしまった。
クジゴジ堂で黒ウォズが常磐順一郎に謎のウォッチの修理依頼をだしたところで終わり。
感想
常磐ソウゴ
ゲイツの思惑を予想して、それに合わせてゲイツを助ける魔王。
ツクヨミとの会話では、
ソウゴ「ゲイツならどうすると思う?」
引用元: 仮面ライダージオウ20話より
って質問し、廃屋では、
ソウゴ「ほら、ゲイツって真っ直ぐすぎるから…」
ゲイツ「うぅ…」
引用元: 仮面ライダージオウ20話より
ゲイツ好きすぎるだろ!
ゲイツの顔を背ける照れた演技が…(^_^;)
後、通常の白ウォズにダブルライドウォッチを使っても勝てなかったのはなかなかに衝撃でした。
戦闘シーンは派手でカッコいいのに、主人公が負けると、なんかモヤッときてしまいます…。
パワー系のゲイツのほうが主人公っぽいです。
まあ、王様になりたいっていう理由も、夢に出てくる世界が破壊される映像を防ぎたいっていうことからきているし、そういう意味でも今は動機がフワッとしているわけで…。
ゲイツがもう1つウォッチを手に入れて、ゲイツリバイブになって、白ウォズの思惑通りにいってもケロッとしていそうですけどね。
ソウゴくんにしてみれば、オーマジオウの未来にならなければいいわけですから。
明光院ゲイツ
ジオウより弱いかと思っていましたが、ビルドウォッチであっさりジオウを倒してるゲイツ。
しかも、ソウゴやツクヨミには対立するようにいっておきながら、実は主水の手助けをするため白ウォズすら出し抜いています。
ヤラレ役が多いゲイツですが、今回はかなり輝いていました。
廃屋でアナザークイズを攻撃しはじめ、仮面ライダークイズに対して、
ゲイツ「オレの使命は歴史を変えること!お前とは違うが…。お前の意志を止める気などない!」
引用元: 仮面ライダージオウ20話より
さらに、アナザーライダーを倒し終わり、白ウォズから渡されたクイズのウォッチを主水に渡そうとするシーン。
ゲイツ「お前のもんだろ」
堂安主水「いや、それはお前が歴史を変えるために必要なんだろ」
ゲイツ「しかし…」
堂安主水「問題はちゃんときけ!」
堂安主水「母の時間は動き出す。オレの時間もな…。だから、それはお前に託す」
引用元: 仮面ライダージオウ20話より
前回、今回といがみあってた主水に認められウォッチを託されたゲイツ。
これ見てると、ゲイツリバイブになってもこの調子ならいいんじゃないかな~って思います。
オーマジオウの未来よりよほどいいでしょう。不安要素は白ウォズの存在だけ。
白ウォズ「この日、その時代には存在しないはずの3つのライドウォッチを収めし戦士、オーマジオウの野望を打ち砕き、新たな時代を創らん…とある。」
引用元: 仮面ライダージオウ18話より
というわけで、シノビ、クイズとすでに2つの新しいライドウオッチを手にしたゲイツはゲイツリバイブの映像を脳裏に見て、ヨロヨロ歩いてどこかへ…。
後、ウォッチが1つでゲイツリバイブですね。
どんな姿になるのか、早く見たいです。
ツクヨミ
自分で黒ウォズ呼びするウォズへのツッコミ役と、クジゴジ堂前でのゲイツとの会話、ゲイツについてソウゴとの会話シーンで重要な役割をはたしています。
クジゴジ堂前でのゲイツとツクヨミの会話シーン、…恋人みたいでした…(*´∀`*)
逆に、ソウゴとツクヨミの会話シーンはお姉さんと弟みたいな感じです。
ツクヨミ「ゲイツって真っ直ぐすぎるから…」
ソウゴ「そっか…」
引用元: 仮面ライダージオウ20話より
どちらもツクヨミにいろいろ相談事を話して問題の解決をおこなっています。
ツクヨミでワンクッション置いているおかげで、ソウゴとゲイツもうまくいっている感じです。
今回一番可愛かったシーン。(*´∀`*)
ツクヨミ「うふふ…」
ソウゴ「え?なに!?」
ツクヨミ「ゲイツもおんなじこと聞いた」
引用元: 仮面ライダージオウ20話より
黒ウォズ
オープニング前のアバンは前回の白ウォズからなんとか今回は取り戻しています(笑)
今回の活躍は最初のソウゴと主水をローブで自分の元に手繰り寄せてワープで逃げるところ。
そして、最後におじさんに謎のウォッチを渡すところです。
白ウォズが終始ヘラヘラ笑っているのに対して、シリアス顔が多く、初期のミステリアス感がだいぶ薄まってきました。
ソウゴも自分の思う通りに動かないし、明らかにイライラして追い詰められている印象です。
白ウォズが登場してたったの4話にしてあまり役立たない人物になっているような…。
白ウォズ
今回の話も結局はゲイツがシノビとクイズのウォッチを手に入れたわけで、白ウォズの思惑通りですね。
仮面ライダーウォズフューチャリングクイズも強いし、雷バチバチの○×クイズも面白かったです。
しかし、白ウォズを見ていると、ゲイツリバイブの創る未来もそんなにいいものとは思えないです。
でも、シノビやクイズがいるのが白ウォズルートの未来なわけですし、今回の白ウォズに対しての堂安主水の態度を見ても、今は悪人ぽく振る舞っているけど、本当はいいヤツなのかも…?
オーマジオウのいる未来は、ソウゴくんが錯乱しそうになるくらいの惨状でしたし…。
…う~む、物語の続きが気になりますねぇ…。
オーラ
白ウォズのいい出汁に使われたオーラさん。
しかも、タイムジャッカーの圧倒的優位だった時間を止めるという攻撃も、白ウォズのノートで解除できると判明し、追い詰められています。
最後は、しっぽを巻いて逃げてしまいました。
スウォルツさんやウールくんと共同で事を成せばこんな結果はないと思うんですけどね…。
スウォルツさんは白ウォズについても知っていたみたいですし、きちんと報連相ができていれば、ある程度対処はできたはず…。
ウールくんと同じく、ヤラレ役になってきたので、ここらで一発でかい花火を打ち上げてもらいたいです。
常磐順一郎
主水から修理依頼された腕時計を治したけど動かないことに謝ってます。
最後に黒ウォズから渡されたウォッチ。アレが修理できるなら、超技術の持ち主なわけですが…。
やはり、只者ではなかったようですね…。
そろそろ、おじさんも物語に関わってくるっぽいので、生瀬勝久さんの出演が増えることに期待大です。
怪演をぜひ見てみたいですね。
仮面ライダークイズ(堂安主水)
ちょっとひねくれただけの実はいい人の主水さん。
変身シーンは面白いです。
仮面ライダークイズ「救えよ世界、答えよ正解、仮面ライダークイズ」
引用元: 仮面ライダージオウ20話より
シノビはスピンオフがありますが、クイズはないみたいですね。(もったいない)
今回の見所は、父親の保との会話シーン。
堂安主水「人生で誰かを愛したとしたら、それは誰だ…?」
堂安保「お前の母さんだ…」
堂安主水「正解だと信じるよ」
引用元: 仮面ライダージオウ20話より
いがみあってたゲイツにもきちんとお礼いってます。
堂安主水「ありがとな…」
引用元: 仮面ライダージオウ20話より
今回の話、彼の視点では、腕時計も直ったし、仮面ライダークイズに変身できなくなっても、清々しい終わり方でしょう。
めでたしめでたしとはいかない話でしたが、彼にとっては、ある種の救いはあってなかなかにじ~んときてしまいました。
アナザークイズ(堂安保)
息子の主水と違い、保視点で見ると今回の話はなかなか「うぅ…。」とくるものがあります。
アナザーライダーに何度もなって倒されてを繰り返し、いいところ全くなし。
挙げ句は、未来から来た息子の主水に研究は認められないだの、早死するだの、言われ放題でビックリしています。
そして、さよならをいうこともなく、未来の息子は去っていきましたとさ…。(´;ω;`)
堂安保視点で前回、今回を見ていると救いがないなぁ…、というお話でした。
最後に
堂安主水、変身できなくなりましたが、はじめのオラつき具合が信じられないほどさらっと退場です。
あっさりウォッチを手放すところもなんかカッコいいですね。登場がこれだけというのはなんか惜しいです。
次回からは龍騎が登場。城戸真司がずいぶんと大人になっています(笑)
龍騎が2002年放送ですから、実に17年ぶりの龍騎、須賀貴匡さん41才なんだそうですよ…。
当時は24才で、ロン毛の気のいい兄ちゃんだった城戸真司が大人になって帰ってきます。
今までのレジェンドライダーたちと違って、ずいぶんと年月が過ぎちゃっていますが、どんな感じの展開になるか…。
龍騎を高校時代に視聴した自分としては、今から、非常に楽しみです。
以上、仮面ライダージオウの20話の感想でした!