2018年1月21日に視聴した仮面ライダービルドの第19話「禁断のアイテム」についての感想です。
※視聴前の方はご注意下さい。
はじめに
前回は、ファウストの首謀者として始末された内海さんが難波重工業に来た玄徳さんの前にあらわれたところで終わりました。
橋の上で撃たれて落ちていく直前の弱々しい感じの内海さんとは別人のような強キャラオーラ全開での再登場にビックリしましたよね。
その前の北都の仮面ライダーグリスの硬派っぽいのが一転してアイドルオタクキャラだった事実よりも個人的には衝撃でした。
その半面、主人公チームは連敗が続いていて、特にビルドはいいところなし。
スクラッシュドライバーも使えないし、パワー不足な状態のままで、今のところグリスや万丈よりも弱いこと確定済みですからね。
いろいろなボトルが使えるのはメリットだとしても、弱い主人公はみたくないファンが多いのではないでしょうか?(私もその1人です)
なんか、こう、天才科学者の才能をフルに発揮して、大幅にパワーアップしてもらいたいものです。
今回登場したハザードトリガーとかいうものにちょっと期待しています。
印象に残ったシーンの感想
難波重工業の重要ポストに就職した内海さんの回
玄徳さん、かつての部下に軽くあしらわれているじゃないですか!
前回の感想で、内海さんの今の地位の予想をしましたが、難波重工業の所属ということが判明しました。
ブラッドスタークが難波重工業と組んでいることがわかっているので、順当といえば、順当な結果ではあります。
しかし、難波会長は実にあっさりと東都政府から距離をおきましたよね。
玄徳さんとは一緒に銭湯に入って裸の付き合いをした仲のはずなのに…。^^;
内海さんは不敵な笑みでブラッドスタークに助けてもらったことと、難波重工業と東都政府とのつなぎ役になることを一方的に伝えるでしたが、まだ何かありそうです。
北都のグリスのスクラッシュドライバーを開発したのが内海さんだということを戦兎と玄徳さんの会話の中で予想がされていますし、葛城巧と似たような境遇なので、重要キャラクターになりそうですよね。
冒頭のあらすじ解説シーンでも、サイボーグだといじられていましたが、仮面ライダーとかに変身して戦うシーンとか今後ありそうなので、楽しみです。
そうなった時に、玄徳さんをボコボコにしてもらいたい(笑)
今回の玄徳さんを冷たくあしらうシーンもなかなかに痛快ではありましたが、この因縁の2人の直接の戦闘シーンがあれば、ものすごく盛り上がると思います。
で、内海さんに関連して玄徳さん、今回もやらかしています。
無能を晒しまくる玄徳さん
なんとか、氷室首相の代わりに東都政府のトップとして采配をふるっている玄徳さんですが、ポンコツすぎます。
もはやネタキャラ化して久しいですが、今回特にひどいのが、グリスたちが政府の本部の玄関前まで来たのに、ガーディアンとかださなかったこと。
自分から戦争を北都にふっかけておいて、いきなり次の回で攻め込まれまくり、今回は本部玄関前の襲撃を許してしまいました。
ブラッドスタークが撤退することをグリスたちに強要したからいいものの、そのまま攻め込まれていたら、確実にパンドラボックスが回収されていたことは間違いなし!
さらに、ボトルを分散させて隠したにもかかわらず、それがなぜか北都側に知られていて、猿渡一海にボトル回収をされています。
戦兎たちの4人の中に、裏切りものがいるという可能性は低いですし、どう考えても玄徳さんサイドからの情報流出でしょう。
戦争の指揮官が無能だと、下が優秀でも勝てませんよ。
それと、ブラッドスタークがハザードレベルのチェックをしていましたが、戦兎は3.9、万丈は4.0、猿渡は4.2、ハザードスマッシュへの改造前の三羽烏は赤羽が3.7、青葉が3.7、黄羽が3.6。
玄徳さんが「蒸血!」ってカッコよくナイトローグに変身しても、今はもうその全員に勝てるかどうか…。
変身シーンが他の追随を許さないくらいカッコいいですし、役者さんの水上剣星さんがイケメンなだけに、今の残念すぎる状況をいつかは払拭してほしいです。
1番強いとはいかなくても、2~3番目くらいの強さを維持してほしいです。
最近変身しないで、ずっと冒頭シーンや本編でギャグ要員っぽくなっているだけ、余計にそう思ってしまいます。
なんでボトルの隠し場所がバレたのか?
で、ちょっと気になって19話視聴後に東映のビルドの情報をチェックしてみたんですが、そこに気になる情報が。
⇒ http://www.toei.co.jp/tv/build/story/1211280_2766.html
内海さんの後任で玄徳さんの秘書になっている人が写真付きで紹介されています。
増沢という男です(役者さんの名前は中谷太郎さん)
この人が非常に怪しい。
もし、内通者だとしたら、2人続けて秘書に裏切られていることになる玄徳さんが可哀想すぎますね。
後、上の東映のサイトの内海さんの20話の撮影風景の写真がありますが、12月の寒空の中、川の中でずぶぬれになる撮影の様子がわかります。
本編だと、ほんの数秒のシーンなのに、身体を張っているのはすごいです。(ぜひ見ておくべき!)
ここまで頑張ったんだから、ビルド内での内海さんの玄徳さんへの下克上も納得ですね。
19話の要約
難波重工業で内海が玄徳の前に登場し、今後も連絡役をつとめることをつげる。
戦争はこう着状態。グリスたちが東都政府前にきて、戦兎と万丈と戦闘中にブラッドスタークが登場し撤退。
北都首相の提案で北都三羽ガラスはパワーアップし、ハードスマッシュからハザードスマッシュへなる。
ボトルをすべて奪われないようにするため分散しておくことにした東都側だったが、隠し場所が何故かバレてしまう。
その隠し場所の1つの東都クリーンセンターでグリスとビルドが戦闘になり、途中で北都三羽ガラスが参戦、さらに万丈もスクラッシュドライバーで変身して戦闘。
スクラッシュドライバーの副作用に苦しむ万丈を見ていた戦兎のスキをついた北都三羽ガラスの攻撃で、変身が解けた戦兎はボトルを奪われてしまう。
そのまま、グリスの命令で北都三羽ガラスたちは撤退する。
それを万丈は追いかけるが、途中で力尽きてしまい、美空に助けられ、傷が回復、その反対に美空は気絶する。
戦兎の前にはブラッドスタークがあらわれて、ハザードトリガーをみせながら、万丈を止める方法を提案するところで終わり。
最後に
今回1番可哀想だったのが、マスターの行きつけの理髪店「バーバー桐生(桐生戦兎の名字の由来の店)」のご主人。
北都占領化になっているという設定で、グリス(猿渡一海)の髪の毛をカットしているシーンには笑ってしまいました(笑)
バーバー桐生ってナシタの近くにあるという設定でしたから、秘密基地の超近くにグリスたちがいるってことですよね。
そこらへんも、つっこみどころというか、お互いご近所さんになって戦っているところが、またなんともいえない面白さがありました。
後、ハザードスマッシュとかいうのになった北都三羽ガラス。
強さ的にはグリスと同じとのことですが、なんとなく次回かその次あたりで倒されてしまいそうですね。
コミカル色が強かったメンバーたちだし、境遇を考えると生き残ってほしいですけどね。
ラストにブラッドスタークがもっていたハザードトリガーとかいうアイテムを使ったビルドがパワーアップして、三羽ガラスを倒しちゃいそうですね。
そういうことが予想できるからこそ、彼らに戦いを強要する北都のおばさん首相には、むごい退場の仕方を期待したいものです。
以上、仮面ライダービルドの19話の感想でした!