2017年9月24日に視聴した仮面ライダービルドの第4話「証言はゼロになる」についての感想です。
※視聴前の方はご注意下さい。
はじめに
前回は、スマッシュから戻した鍋島を介抱しようとした戦兎が気絶させられたところで終わりました。
また新しい敵らしき強そうなキャラクターが登場して、物語も複雑になっていきそうな気配がプンプンしますね。
毎回新しく登場するスマッシュたちとの戦闘シーンがカッコイイのですが、ストーリー展開も中々に見応えがあって嬉しい限りです。
今回は、鍋島一家が合流して、フルボトルとか、パンドラボックスとかの謎がちょこっとわかるみたいです。
4話の要約
意識を失った戦兎はマスターのマスターに助けられる。(記憶を少し取り戻す)
情報収集の結果、パンドラボックスの側面の緑のパネル2枚の存在を確認する。
玄徳に伝えるとパネルの存在を認め、盗まれたことも話す。
龍我と紗羽は西都で鍋島の妻子を確保し、東都へ戻る。
そして、戦兎の前にスクエアスマッシュ(正体は鍋島)が現れ、倒しても元に戻しても、意識を取り戻しても記憶を失ってしまう。
その鍋島がフルボトルを見て、ファウストにもあったという記憶を取り戻す。
さらに、戦兎はパンドラボックスの側面のパネルをアジトの壁から発見し、マスターに問い詰めたところで終わり。
印象に残ったシーンの感想
4話のツッコミどころ
・引越し業者に変装する2人
今までの3話で龍我が変装するシーンが何度かありましたが、今回もありましたね。
「ベアー急便」という、どうみてもクロネコヤマトっぽい宅配業者に変装しています。
こういう小ネタ要員になりつつある龍我はいつ仮面ライダーとして覚醒するんでしょう? ^^;)
・超絶ドライビングテクニックをもつ紗羽さん
ファウストのガーディアンに囲まれた龍我を助けるために自動車に乗ってさっそうとあらわれる紗羽さん。
コンクリートの塀をぶっ壊しての登場にはビックリしました。
自転車でビルドのバイクに追いついた3話もですが、このドライビングテクニックは怪しすぎる(笑)
このフリージャーナリストは絶対に工作員ですね。
なんとな~く、ナイトローグとつながっていそうな気がします。
・宇宙飛行士の過去をもつマスター
カフェのマスターの前職が宇宙飛行士というトンデモ設定。
宇宙飛行士のマスターの写真が登場した時には「ええ~っ」となってしまいました。
カフェを経営しながら、バイトにいき、パスタを喰えず、ウォシュレットが怖いとダメおやじ全開だけど、スゴイじゃないですか!
パンドラボックスを火星から持ち帰ったのってマスターだったんですかねぇ…?
アホっぽい演技に騙されがちですが、かなりの策士の予感がします。
少しずつ龍我が成長している
設定上、余裕のない感じでエゴを全面に押し出した万丈龍我というキャラクターは、感情移入がしやすく結構好きです。
この4話では、2話、3話に比べて龍我が少しずつ成長しているというか、考え方が変わっているのがわかる回でしたね。
スマッシュから元に戻ったけど、記憶を失った鍋島相手に「オレのことはどうでもいい」、「頼むから思い出してやれよ」というシーンは素直に感動しました。
龍我役の赤楚衛二さんの演技がすばらしいので、見ていてグッときます。
戦兎がその後に、鍋島の娘の遥ちゃんに「君とママがまた新しい思い出を作ってあげて」というのもよかったです。
ビルドは戦兎と龍我の2人がお互いに影響しあって、いい流れになっていく感じのストーリーなんでしょう。
こういう場面がしっかりあるのは、仮面ライダーのよさですね。
鍋島一家にほっこり
強面の鍋島(市オオミヤさん)とその奥さんと娘の遥ちゃんの再会シーン。
ほっこりしたことはいいのですが、この鍋島さん、どこかで見たことあるような…、と思って調べてみたんです。
で、この役者さん(市オオミヤさん)、シンゴジラに出演されていたんですよ。
主役の長谷川博己さんの演じる矢口蘭堂のそばで、存在感を放っていたスキンヘッドの人。
「あ~、この人だったのか」と。調べてみたら、庭野啓介という名前の役だそうです。
悪役商会ばりの怖いルックスで、ドスの利いた声もできるし、街を歩いていたら、みんな絶対にそっと目をそらして避けそう(笑)
再会シーンの笑顔はいい感じのお父さんといった印象でよかったですけどね。
最後に
視聴していて毎回感心するのがアジトのカッコよさです。
カフェの冷蔵庫が入り口で、あの大きな部屋へとつながっていく感じのワクワク感。
子供から大人まで、ああいうアジトに1度は憧れますよね。
もっとも現実の日本でああいうことをやると、思いっきり建築基準法違反になりそうなものです。
「地下室 費用」で調べてみると、増築で数百万はしてしまいます。
核シェルターの費用なんかも調べてみると面白いです。(だいたい小さいので230~300万円くらいから)
…ごっこ遊びで作るにはちょっとお金がかかりすぎますね…。^^;
けど、戦兎がいる地下室のようなところに、1度は住んでみたいですな~。
以上、仮面ライダービルドの4話の感想でした!